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うちにnasneがやってきました.

これまで我が家の録画機器はtorneのみで,地上波の録画にしか対応していませんでしたが,これでBS及びCSデジタルの録画も可能になりました.

しかし,なによりうれしいのが,DLNA(+ DTCP-IP)による,録画映像及びライブチューナー映像の配信が可能な点です

これまでテレビを見るためにわざわざPS3を起動し,torneを実行する必要がありましたが,nasneを導入するとこれらがPCからでも可能になります.

欲を言えば,iPadに対応してくれればいうことなしでしたが,DTCP-IPは著作権がガチガチな日本向けのガラパゴスな規格のため,Appleによる対応は望めないでしょうし,対応アプリも現在発売されていないようです.

サードパーティ製アプリぐらいは出てもよさそうなものですが,iOS向けのものは未だないです(Android向けのものは発売済み).
何かしら技術的な問題か,若しくはAppleの審査の問題があるのだろうと思います.

今年の8月末に提供開始された,PacketVideo社のTwonky BeamはAndroid版は既にDTCP-IPに対応しており,iOS版についても将来的にサポートされるとのニュースリリースが出ています.
現在はこのアプリの続報待ちです.

 

使い始めるにあたってちょこっと改造などをしてみました.

HDDの換装

nasneの内蔵HDDは500Gしかありません.
USBポートがついていて,そちらに外付けHDDを接続することで容量を増やすことはできますが,USBハブを使って数台接続できるtorneとは違い,1台しか接続することができません.それ以上の容量が必要であればnasne自体を買い足すしかありません.

現在torneで2TのHDDを使用していますが,容量が足らなくなってはいらないものを消し…の繰り返しで運用しています.地デジだけでこの運用なので,チャンネル数が倍以上に増えるnasneではこれ以上に容量が逼迫するのは目に見えています.

nasneではDTCP-IPを使用したムーブに対応しているのでtorneと違ってBDに書き出すことができますが,そのためにはいいお値段がする1専用ソフトを購入する必要があります.

調べてみると,ファームウェアバージョンが1.0の場合簡単に内蔵HDDが換装できるようなので,内蔵HDDを1TBのものに換装しました.方法は以下を参考にしました.

nasne のHDDを時間かけずに換装する

The Weight @northeye

nasneの構造は単純で,前後2枚のパネルと,1枚の基板で構成されています.

まず,B-CASカードのスロットがある側の側面の四隅にカバーがついているので外します.特殊な器具がなくても,指だけで簡単に外せます.
カバーを外すとネジが見えるので,4つ外します.普通のプラスドライバーでオッケーです.

次に,ネジを外したのとは反対側のパネルを取り外します.初め私は反対側のパネルを一生懸命外そうとしていました…
このパネルも,ちょっと力はいりますが指だけで外せます.

基板は上下のつめで固定されています.このつめを外しながら持ち上げてやると,基板も簡単に外せます.

 

換装の時にとった元のHDDのイメージはNASに保管しておくことにしました.これで,HDDが壊れたり,更に大容量のHDDに交換する場合2でも同じような方法で簡単に換装できるはずです.

余った500GのHDDはPS3に換装しました.正直,PS3のHDDは初期の160Gで十分なぐらいしか使っていませんでしたが,余らせておくのも勿体ないので…

CHAN-TORUの登録

nasneの便利機能の一つに,CHAN-TORUを使った外出先からの録画の予約,確認,編集を行えるものがあります.
torneの時はPSPやVAIOからPS3のリモートプレイを通じて行わなければならなかった3操作が,Webブラウザ経由でどこからでも行えます.

登録は簡単で,nasneの設定画面にCHAN-TORUの設定画面で取得できるパスワードを入力するだけ4で完了します.

試しに現在放送されている番組をiPhone経由で録画開始してみましたが,ほぼタイムラグなしで録画が始まり,レスポンスは申し分ないと感じました5

PCでの再生環境

PCでnasneの映像を視聴するには,DTCP-IPに対応したアプリケーションを購入する必要があります.

VAIOユーザであれば,無料でVAIO TV with nasneがダウンロードでき,このソフトで録画予約から視聴,更にはBDへのムーブもできるようです.

残念ながらVAIOユーザでない自分は他のソフトを購入しないといけません.選択肢は現在2つです.

SoftDMA 2

  • CyberLink社製
  • 価格は4,980円(2012.11.15現在20%割引中 → 3,984円)
  • 動作が軽快(らしい)

DiXiM Digital TV plus

  • DigiOn社製
  • 価格は5,980円(Vector PCShopにて特別価格 → 4,784円)
  • 再生スピードの調節や音声切り替え,レジューム機能など多機能

どちらも体験版が配布されているので購入前に試してみることができます.

ここで,マルチディスプレイ環境の場合の注意.

著作権保護コンテンツの再生には,モニタとグラフィックボードのHDCP対応が必要ですが,マルチディスプレイ環境の場合,更に条件があり,仮に全てのディスプレイとグラフィックボードがHDCPに対応していても,プライマリディスプレイでしか再生ができません
それ以外のディスプレイで再生したい時は,Windowsの設定などから,メインディスプレイを切り替えるしかありません.

せっかくのマルチディスプレイなのにこの制限のせいで面倒くさいことになりそうです.

また,SoftDMA 2の体験版は問題なくnasneを検出してくれましたが,DiXiM Digital TV plusは初めnasneの検出途中で止まってしまうという現象に悩まされました.
原因は,Windows Firewallでした.ソフトインストール時に自動的にルールが追加されていましたが,それがどうもうまく動いていなかったようです.一度Firewallを向こうにしてやると,うまいこと検出してくれました.
その後再度Firewallを有効にしましたが,それ以降は問題なく検出できています.

まだ試用途中で購入はしていないですが,おそらく機能面からDiXiM Digital TV plusになるかと思います.

  1. DiXiM BD Burner 2013, 7,480円 []
  2. xfsなので16TiBまでいけると思われるが,2.5′ HDDがどこまで大容量になるか… []
  3. しかもリモート起動ができないことがしばしば []
  4. ファームウェアバージョン1.5からより簡略化されたみたいですが,自分は1.0の時に行ったのでわかりません []
  5. そのかわりnasneを待機状態にすることができず,消費電力が若干高めになります []