前回からの続き。
jail の作成と、初期設定まで。
FreeBSD には, jail という文字通り,プロセスを”監獄”に閉じ込める仕組みがある.
閉じ込めてしまうことで,もし仮にそのプロセスが乗っ取られてしまっても,被害がサーバー全体に及ぶのを防ぐことが出来る.
今回は,それを使って,ネームサーバーを立ててみる.
デフォルトのままではいろいろと作業がやりにくいので、portsで追加のソフトをインストールしたり、設定をしたりする。
デフォルトで入っているviは削除した文字が画面上では消えずに残ってたり、カラー表示が出来なかったりするので、portsからvimをインストールして使うようにする。
# cd /usr/ports/editors/vim # make install clean NO_GUI=yes
このとき、NO_GUIを指定しておかないと、X関係のパッケージを勝手に大量にインストールし始めるので注意。
インストールが完了したら、ホームディレクトリに.vimrcファイルを作成して設定する。
いろいろ設定しておきたいところだけど、とりあえずこれだけ。という設定。
set fileencoding=utf-8 set number syntax on set smartindent set tabstop=4
たったこれだけの設定でも結構違う。
あとはaliasを書き加えておく。
export EDITOR=/usr/local/bin/vim alias vi='/usr/local/bin/vim'
Linuxでは大体、デフォルトでlsしたときフォルダや実行ファイルがカラーで表示されるけれど、FreeBSDはデフォルトでは全部白文字。しかも何の記号もついていないので全く区別がつかない。
デフォルトのlsでも-Aオプションを付ければ記号がつくので一応判別できるようになるけど、カラーの方が見やすいのでカラー化する。
色を付けるには、いろいろ方法があるみたいだけど、今回はgnulsを使用する方法をとった。
まずは、portsからインストールする。
# cd /usr/ports/misc/gnuls # make install clean
あとは、シェルの設定ファイルにaliasを追加するだけ。
alias ls='/usr/local/bin/gnuls --color=auto'
FreeBSDは、シェルは初めはsh,csh,tcshしかはいっていない。
自分はbashに慣れているので、portsでインストールして使いやすいようにカスタマイズした。
portsで行う。
# cd /usr/ports/shells/bash # make install clean # cd ../bash-completion # make install clean
まず、ログインシェルを変更する。
chpassでログインシェルを/usr/local/bin/bashに変更する。
※以前の環境で組んだシェルスクリプトを使用する際などに面倒にならないように、
# ln -s /usr/local/bin/bash /bin/bash
した場合でも、/usr/local/bin/bashを指定する。もしくは、/etc/shells を書き換える。でないとエラーが出る。
次に、ホームディレクトリへ設定ファイルを配置する。
まず始めに書くのは、.bash_profile。
これには、とりあえず次に書く.bashrcの内容を読み込むだけの記述をしておく。
source .bashrc
.bashrcの中身はこんな感じにした。
set -o vi ulimit -c 0 if [ -f /usr/local/etc/bash_completion ]; then . /usr/local/etc/bash_completion fi export LANG=ja_JP.UTF-8 export LC_ALL=ja_JP.UTF-8 alias ..='cd ..' alias ll='ls -lh' alias mv='mv -i' alias cp='cp -i' alias rm='rm -i' alias ports='cd /usr/ports'
あとは色を付けたら大分見やすくなりそう。
部屋の模様替えをきっかけに、サーバーのOSをUbuntuからFreeBSDへ変更することにした。
構築中はWikiに書き込んだり出来ないので、メンテナンス中に使用しているXREAサーバーにWordPressをインストールして臨時の鯖構築日記にすることにした。
LinuxからBSD系へ初めての移行なので、分からないことがあったりしたらどんどん書いていくつもり。
iPhone は、 SNS/MMS か @i.softbank.jp に届いたメールならすぐに Push 通知で知らせてくれるが、それ以外のメールに関しては一定時間ごとに fetch で取ってるのでどうしてもメールが届いてから気づくまでにラグが生じる。(Microsoft Exchange 対応のアカウントなら Push 取得可)
自鯖の IMAP アカウントがメインな自分は、それが結構不便。
iPhone OS 3.0 から Push Notification API が解放されたので、 @i.softbank.jp みたく、メールが届いたら Push で通知してくれるようなサービスがあれば…とおもって調べてみたら、結構いろんなアプリがリリースされてた。
今回はそのうちの一つ、 MailTones というアプリを使用した。
自宅の無線LANに接続している時に、Webページ内に埋め込まれているYouTubeが読み込まれていないことに気がついた。
YouTubeアプリを起動してみると、
YouTubeを利用できません
と出てくる。3G回線で試してみると、そんなことはない。
前まではそんなことはなかったのに、何でだろうかと考えてみたら、最近iPhoneでもプロキシを通して接続してることを思い出した。
プロキシの設定をOFFにしてみると、きちんと読み込めた。どうやらプロキシが原因っぽい。
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今更ながらeAcceleratorを導入したことでどれだけPHPの実行速度が変化したのかを調べてみた.
更新と言うより、再設定と言った方が最適か。
現在サーバー機に使っているマザーボード、Intel社のD945GCLF2には、オンボードのGigabit LANチップがついている。
なるべく余計な物はつけない構成で稼働させているので、もちろんインターネットへの接続はこのオンボードのLANを使用している。
このサーバーを導入した当初から見られた挙動として、Sambaの不安定さがあった。
小さなファイルなら問題は無いが、大きなファイルになると、転送途中に必ずといって良いほど接続が途切れてしまう。何度も何度も再挑戦してやっと転送できる。といった感じ。
今までログもろくに見ないで、Sambaが悪い!と決めつけて、その都度Sambaの再起動をしてみたり設定を見直したりしてきたが、一向に改善しなかった。
現在,何らかの理由でサーバーが名前解決が出来ない状態が続いており,その為,外部サービスを利用したコンテンツ(主にこのブログの)が利用出来ない状態が続いてます.